《NSA コメンタリーシリ−ズ NO.20》

核燃料サイクルと高速炉開発

(社)日本原子力産業協会 原子力システム研究懇話会 編著
2013年3月29日発行
B5判 128頁
頒価 2,160円(税込み、送料別)


【目次】



刊行のことば (田畑米穂)

まえがき    (山脇道夫、柳澤 務)
   
編集・執筆者一覧


使用済み燃料と核燃料サイクル
第1章 原子力発電と使用済み燃料(大島博文、出澤正人、山脇道夫)
 1.1 はじめに
 1.2 軽水炉発電と使用済み燃料
 1.3 使用済み燃料の中間貯蔵
 1.4 使用済み燃料の再処理

第2章 高レベル放射性廃棄物の処理・処分(杤山 修)
 2.1 放射性廃棄物の発生
 2.2 放射性廃棄物の処分の基本方針
 2.3 高レベル放射性廃棄物の特徴
 2.4 地層処分の選択
 2.5 地質環境の安定性
 2.6 多重バリアシステム
 2.7 処分事業の実施

第3章 使用済み燃料の再処理(山村 修、松本史朗)
 3.1 軽水炉燃料の再処理
 3.2 東海再処理工場の開発
 3.3 六ヶ所再処理工場
 3.4 次世代再処理技術
 3.5 高速炉燃料の再処理
 3.6 おわりに

第4章 原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティ(久野祐輔、千崎雅生)
 4.1 はじめに
 4.2 原子力平和利用と国際関係−歴史的変遷の概観−
 4.3 核不拡散・核セキュリティへの取組み
 4.4 核燃料サイクル政策と核不拡散
 4.5 おわりに

高速炉の研究開発
第5章 第4世代原子力システム(松井一秋)
 5.1 背景と目的
 5.2 国際フォーラムの展開
 5.3 Gen W 各システムの状況
 5.4 革新炉の位置付け
 5.5 我が国のスタンス

第6章 高速炉の安全性(可児吉男、二ノ方寿)
 6.1 はじめに
 6.2 原子炉施設の安全確保の基本的考え方
 6.3 高速炉の安全上の技術的特性
 6.4 高速炉の安全確保方策及び関連する安全評価
 6.5 高速炉のシビアアクシデント対策

第7章 冷却材としてのナトリウム(伊藤和元、宮崎慶次)
 7.1 液体ナトリウムの特徴
 7.2 プラント構成とナトリウムの安全対策
 7.3 ナトリウムに関する研究開発
 7.4 ナトリウムプラントの運転実績
 7.5 おわりに

第8章 もんじゅ開発と課題(柳澤 務、竹田敏一)
 8.1 もんじゅ開発の意義
 8.2 ナトリウム漏えい事故後の取組み
 8.3 今後、期待すべき成果
 8.4 今後の課題



 【編集・執筆者一覧】

                           (敬称略・所属は執筆時)
  編 集
   山脇 道夫 (原子力システム研究懇話会)
   柳澤   務 (原子力システム研究懇話会)
   山村   修 (元核燃料サイクル開発機構特任参事)
   田畑 米穂 (原子力システム研究懇話会)

  執 筆
   大島 博文 (原子力研究バックエンド推進センター企画部調査役)
   出澤 正人 (ニュークリアサロン)
   山脇 道夫 (原子力システム研究懇話会)
   杤山   修 (原子力安全研究協会 放射線・廃棄物安全研究所所長)
   山村   修 (元核燃料サイクル開発機構特任参事)
   松本 史朗 (埼玉大学名誉教授)
   久野 祐輔 (東京大学大学院教授(委嘱)、日本原子力研究開発機構)
   松井 一秋 (エネルギー総合工学研究所理事)
   可児 吉男 (東海大学教授)
   二ノ方  寿 (ミラノ工科大学教授)
   伊藤 和元 (元日本原子力研究開発機構理事)
   宮崎 慶次 (大阪大学名誉教授)
   柳澤   務 (元核燃料サイクル開発機構特任参事)
   竹田 敏一 (福井大学附属国際原子力工学研究所所長)