≪NSA コメンタリーシリ−ズ NO.3≫


〜原子力と先端技術〔U〕〜

(社)日本原子力産業会議 原子力システム研究懇話会 編著
1995年6月21日発行
B5判 237頁
頒価 1,900円(税込み、送料別)


【目次】

まえがき

「原子力への先端的計算機技術の応用」まえがき

T 最近の計算機技術の動向
 T-1 はじめに
 T-2 計算機利用技術の高度化の方向
   (1) ハイパフォーマンス・コンピューター
   (2) ヘテロジニアス・コンピューティング
   (3) 大規模データベースとネットワーク利用
 T−3 原子力における新しい高度計算機利用技術の動向
   (1) 原子力用材料研究情報システム
   (2) 原子炉設計支援環境
 T−4 結び
 T−5 参考文献
 T−6 用語解説

U 原子力計測への先端的計算機応用
 U−1 先端的原子力計測と計算機技術
 U−2 2次元放射線計測と放射線画像
   (1) ]線イメージングシステム
   (2) 中性子イメージングシステム 
   (3) イメージングプレート(輝尽性蛍光体)
   (4) CT(計算機による断層撮影)
 U−3 放射線計測データの処理と画像処理
   (1) 波形弁別と画像化表示
   (2) 微弱放射線画像と画像解析
   (3) 動画像処理
 U−4 放射線画像処理の将来
 U−5 参考文献
 U−6 用語解説   

V プラント計装制御系の高度化
 V−1 はじめに 
 V−2 PWRにおける計装制御系の高度化
   V−2−1 APWR用新型中央制御盤
   V−2−2 運転支援システム
   V−2−3 ディジタル式原子炉保護装置
 V−3 BWRにおける計装制御系の高度化
   V−3−1 ABWRの中央制御盤
   V−3−2 知的マンマシンシステム
     (T) 通常時運転支援システム
     (2) 異常時・故障時運転支援システム
     (3) 最適運転監視システム
   V−3−3 ディジタル制御技術
     (1) 常用系の総合ディジタル化
     (2) ディジタル中性子計装システム
     (3) ディジタル安全保護系
   V−3−4 運転員の訓練
 V−4 おわりに
 V−5 参考文献
 V−6 用語解説

W 数値熱流動解析技術の進展
 W−1 二相流の流動様式
 W−2 気液二相流のモデリングと基礎方程式
   (1) 瞬時局所的なモデリング
   (2) 均質流モデルの基礎方程式
   (3) スリップモデル
   (4) ドリフトフラックスモデル
   (5) 二流体モデル
 W−3  二相流流動現象の数値シミュレーション例
   (1) 気液二相流流動の多次元特性のシミュレーション
   (2) 自然循環気泡流の多次元過渡解析
   (3) BWRにおける限界出力の解析
 W−4 気流二相流解析コード
   (1) 解析コードの概要 
   (2) 解析コードの課題と展望
 W−5 参考文献
 W−6 用語解説

X 非弾性解析技術の進展
 X−1 はじめに
 X−2 非弾性構成式
   X−2−1 塑性ークリープ相互作用下の非弾性構成式 
    (A) 重合わせ形構成式
    (B) 改良重合わせ形構成式
    (C) 統一形構成式
   X−2−2 講成式の評価ー多軸応用下の挙動
 X−3 構造解析への適用
 X−4 ラチェッティング
 X−5 むすび
 X−6 参考文献
 X−7 用語解

Y スーパーシミュレータの開発と課題
 Y−1 スーパーシミュレータとは何か
 Y−2 シミュレーションの化学
 Y−3 原子力シミュレーションの昨日と今日
 Y−4 シミュレータのモルフォロジー
 Y−5 シビアアクシデントのシミュレーションはなぜ難しいか
 Y−6 開発の戦略を考える
 Y−7 複合複雑問題の解明に向けて
 Y−8 参考文献
 Y−9 用語解説

Z マンマシンシステムにおけるヒューマンモデルと運動員行動
  シミュレーション
 Z−1 はじめに
 Z−2 原子力におけるヒューマンモデリング研究の展望
 Z−3 ヒューマンモデリングのアプローチ
 Z−4 運転員の認知行動とヒューマンエラー
 Z−5 AIによる認知モデル
 Z−6 ヒューマンモデルの実験的検証
 Z−7 結び
 Z−8 参考文献
 Z−9 *用語解説
 「核融合技術研究の最前線」まえがき

[ 大電流イオンビームの先端的応用
 [−1 はじめに
 [−2 大電流イオン源技術の進展
  (1) 大面積プラズマ源
  (2) 高周波プラズマ源
  (3) 超低エネルギーイオン源
  (4) MeV級イオン源
  (5) 高周波加速
  (6) 負イオン源
 [−3 イオンビームの応用(1)
  (1) イオンミリング装置
  (2) ダイナミックミキシング装置
  (3) RFQ粒子加速器を用いたイオン注入
  (4) イオンビームデポジション装置
 [−4 イオンビームの応用
  (1) IVD装置
  (2) IBS装置
 [−5 おわりに
 [−6 参考文献
 [−7 用語解説

\ ミリ波帯発振菅ジャイロトロンの開発と産業応用
 \−1 はじめに
 \−2 ミリ波帯の高出力高周波の発生技術
  (1) ジャイロトロンの原理
  (2) 共振器設計
  (3) モード変換器
  (4) エネルギー回収技術
  (5) 出力窓技術
 \−3 開発の現状
 \−4 ジャイロトロンの応用
  (1) 核融合への応用
  (2) 産業応用
  (3) 粒子加速器での応用
  (4) その他の応用
 \−5 おわりに
 \−6 参考文献
 \−7 用語解説

] ペレット加速技術の開発と応用
 ]−1 はじめに
 ]−2 ペレット加速技術の開発
  (1) 概要
  (2) 加速技術の開発
 ]−3 ペレット加速技術の応用
  (1) 核融合分野での応用
  (2) 宇宙物理と宇宙工学の分野への応用
  (3) 材料工学分野への応用
  (4) 加工技術への応用
  (5) 表面洗浄技術への応用
 ]−4 コンパクト・トロイドとその応用
 ]−5 おわりに
 ]−6 参考文献
 ]−7 用語解説






             【執筆者一覧】


                           (執筆順、敬称略)


総合監修: 安   成 弘(東京大学名誉教授)

 「原子力への先端的計算機技術の応用」関連:
    監  修: 住 田 健 二(大阪大学名誉教授)
    まとめ役: 吉 川 栄 和(京都大学原子エネルギー研究所・教授)

 T 最近の計算機技術の動向
           吉 川 栄 和(同 上)

 U 原子力計測への先端的計算機応用
           谷 口 良 一(大阪府立大学研究所・助手)
           飯 田 敏 行(大阪大学工学部原子力工学科・助教授)

 V プラント計装制御系の高度化 
           山 田   澄(摂南大学工学部電気工学科・教授)

 W 数値熱流動解析技術の進展
           芹 沢 昭 示(京都大学工学部原子核工学科・教授)
           片 岡    勲(同 上・助教授)

 X 非弾性解析技術の進展
           井 上 達 雄(京都大学工学部エネルギー応用工学科・教授)

 Y スーパーシミュレータの開発と課題
           大 橋 弘 忠 (東京大学工学部システム量子工学科・助教授)

 Z マンションシステムにおけるヒューマンモデルと運動員行動シミュレーション
           吉 川 栄 和(京都大学原子エネルギー研究所・教授)


 「核融合技術開発の最前線」関連:
    監  修: 山 本 賢 三(名古屋大学名誉教授)
    まとめ役: 太 田   充(日本原子力研究所・核融合工学部・次長)

 [ 大電流イオンビームの先端的応用
           奥 村 義 和(日本原子力研究所・那珂研究所・主任研究員)
           佐 藤    忠(日立製作所・電力電機開発本部・本部長付)
           登木口 克 己(同上・日立研究所・システム4部・主任研究員)
           緒 方    潔(日新電機・先端技術研究開発部・主任研究員)
           松 田 耕 自(日新電機・研究開発部・先端技術開発部・主幹)

 \ ミリ波帯発振菅ジャイロトロンの開発と産業応用
           今 井    剛(日本原子力研究所・那珂研究所・RF加熱研究室長)
           岡 本    正(鞄月ナ・電子デバイス事業部・技監)

 ] ペレット加速技術の開発と応用
           河 西    敏(日本原子力研究所・那珂研究所・主任研究員)
           小野塚 正 紀(三菱重工梶E新技術開発部・主任)
           小 田 泰 嗣(同 上・神戸造船所・原子力プラント技術部)